恩寵園被害者「死ぬ前に親と会いたい人は稀、でも自分は会いたい!真実を知りたい!」
セブンイレブン委託でオーナー教育をされている小島博正さん33歳。
恩寵園で育ち、今ではご両親を探されています。
トップ動画は『街録ch』
小島さんの生い立ち
小島さんは1歳の時まではご両親と暮らしていたそうです。
生活は苦しく、多額の借金もあり、違法な仕事で住所不定(ビジネスホテルを渡り歩く生活)。
2歳の時から施設に入ることになりました。
施設に入ってから18歳になるまで、1~2年に1回は両親揃って会いに来てくれていたそうです。
その時に預けられた施設が、虐待で有名になった恩寵園でした。
恩寵園での話
恩寵園は家族経営で、その家族がやりたい放題。
行き場のない子供たちに虐待をしていたようです。
殴ったり蹴ったりは日常茶飯事、虐待によるケガも「その子の不注意でなった」と嘘をつく。
女の子で性的虐待を受けていた子もいたようです。
関係者らは傷害・強制猥褻・強姦などの罪で1999年から2000年にかけ逮捕された。園長は傷害で懲役8か月、園長の息子は強制わいせつで4年の実刑判決を受けた。
出典元:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%81%A9%E5%AF%B5%E5%9C%92%E4%BA%8B%E4%BB%B6
小島さんが小学5年生の時に恩寵園の事件が明るみになる。
連日マスコミが押しかけ、そして園長先生も変わり、落ち着きを取り戻していった。
恩寵園が新体制になると、外との繋がりを持てるようになった。
学校の部活動もしてもいいし、アルバイトもしてもいいようになる。
(それまではカルト宗教集団のような生活を強いられていた)
子供を産み続ける両親
小島さんは7兄弟。
両親は子供を産むたびに施設へ預けていた。
(もしかすると、兄弟は7人以上いるかもしれないと話している)
施設にいた最初のうちは「両親と一緒に住めれるんだ」と期待していたけど、時間の経過とともに「迎えに来てくれるわけではないんだな」という気持ちになった。
小島さんが仕事関係でパスポートをつくるのに戸籍謄本を取った時、初めて6番目7番目の子がいるのを知る。
恩寵園にいた時は5番目までの子たちが入っていたようです。
小島さん曰く「自分も両親のように子供を育ててしまうのでは」という不安が今でも少しある。
恋愛をしても施設の話、家族の話はどうしても消極的になってしまう。
23歳の時の連絡が最後「両親小島まゆみ、まさとしを探している」
小島さんが両親に最後に会ったのは養護施設卒業する18歳の時。
23歳の時、「迎えに行けなくてごめんね」という電話が最後。
YouTubeチャンネルを開設したのが自分の両親を探すためでもありました。
「小島まゆみ(51歳)」「小島まさとし(61歳)」と探しています。
当時、松戸から常磐線の上野のあたり、大塚あたりで仕事をしていたからもしかしたら今も…
『New Life Channel New』小島さんのチャンネル、友達3人と運営中
みんなの声
うすぐ70歳になる婆さんですが、この方はお若いのに私の想像できないような辛い思いを経験されておられることが伺え、胸が痛くなりました。これだけご自分の行動の理由をこれだけしっかり話せるならこれからの人生も切り開いていけるものと信じられます。幸せな人生になりますように祈っています。
ご両親に逢えることを願っています。 幼少期からいろいろ辛い経験をしてきただろうにグレずに成長されていて立派だなと感じました。
あんな両親だから、あんな施設で育ったから、と言われないために真っ当な人間になろうと必死に努力しているという感じがこの礼儀正しさから伝わってきて胸が痛い。 けど素晴らしい。
小島さんのお母さんの生活は
デッドボールで働いていたアボットさんに似てる感じがする
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